テラノのバックドアは使い勝手のが良いのです、何故ならガラスハッチだけ
での開閉が可能なのでバックドアを開けずに小物の取り出しが出来るのです。
しかし、このガラスハッチにも不便な点があります、それはガラスハッチの開閉に
ルームランプが連動しないのです、従って夜間などは少々不便があったので今回
これを改善すべくルームランプをガラスハッチのみ開けた場合でも点灯するように
改良しました。

方法は簡単、バックドア開閉に連動してルームランプを点灯させるためのスイッチが
バックドア内のロックヒンジ部にありますのでこの場所から配線を分岐してガラスハッチの
ロックヒンジ部へプッシュスイッチを増設します、この際に使用するスイッチは押した状態で
切れる物を選んでください。(配線は入力端子と、スイッチを離すとONになる端子を繋ぐ)

実際の作業はとても簡単でバックドアの内張及びガラスハッチのロックヒンジ部の
カバーを外します、唯一加工する場所はガラスハッチのロックヒンジ部のカバーに
先ほどのプッシュスイッチを設置するため穴開け加工を行います。

配線の分岐は車内側から見てバックドア右側にドアロックモーターが設置されて
います、このユニットの左下側奥に2pinのコネクタがあります、これが車内灯用の
スイッチへ繋がる配線なのでこれからガラスハッチ用に配線を分岐します。

分岐タップで分岐させても良いのですが、せっかくコネクタになっているのでこれを
一端外して純正のコネクタ間に平ギボシを両端に付けた配線を割り込ませます
この配線に分岐タップを付けて先ほどのプッシュスイッチへ接続して配線完了

動作を確認して問題なければ内張を元に戻して作業完了です。
綺麗に付いたでしょ(^^)これで走行中にガラスハッチが勝手に開いても
ルームランプが点灯するのですぐ解ります(爆)

使ったパーツは、スイッチ(当然)、コの字型の金具(マルマンの19U353らしい)
と配線少々、分岐タップ2個、平ギボシ2セットかな、あと半田ゴテと半田(^^;

費用的には1000円位で出来ます。